天然の要害 -滑瀬川-(岡城南側)

滑瀬川

岡城を南北に挟み流れる川、北を稲葉川、南を白滝川と言う。
その南側に位置する白滝川の一角を滑瀬川と言います。
南山城落城之覚書写に「急流奔湍底深く、岩角険しくそびえ立ち」と書かれた天然の要害です。

天然の要害、滑瀬川

天然の要害、滑瀬川

天正十四年(1586)の島津軍の侵入を幾度も退けた、難攻不落の岡城の要となる守りの一つ。
今ではダムの水量調整によりその頃の川面が見られることは少ないですが、阿蘇火砕流の地質が生み出した、珍しい岩の姿を見ることが出来ます。
何万年もの間急流に削られ、亀の甲羅状にひび割れ、滑瀬と言われるほどに滑らかに整った岩盤の模様と、、石柱状の岩が荒々しく切り立つ川岸の風景が対照的で、何処か絵画的な風情を醸し出しています。
天然の要害、滑瀬川の岸壁

天然の要害、滑瀬川の岸壁

比較的アクセスしやすい場所でも広い岩盤から早瀬と深い淵を交互に見ることが出来、面白い風景を楽しめます。
岡城観光、大分旅行の合間にアクセントとしてもオススメのスポットです。
豊後竹田駅からタクシーで15分程です。

甲羅状の列柱石は絵画的な面白さを見せる

甲羅状の列柱石は絵画的な面白さを見せる

岡城観光には竹田合同タクシーのガイドタクシーがオススメです。
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この世界の未来の可能性を得る創造 情報開発研究所

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