サリモス森・食・音のイベント「森の癒やし」

サリモス森・食・音のイベント「森の癒やし」

5月15日に森のリストランテ ポコ ア ポコ サリモス(poco a poco sarimos)で開催された「森・食・音のイベント」の「森林浴」を担当したのは、森林セラピストの渡邊昭男さんです。

森林セラピストの渡邊昭男さん

森林セラピストの
渡邊昭男さん

触れる・味わう・香りを楽しむ

祖峰地区の姥岳にあるサリモスの森で、先ずは自然の野草を知りながらのトレッキング、町の中では見ることの無い里山の植物の話を、その植物を間近に見ながら話してくれました。
クヌギの木を直に触り、その感触を確かめていると森がぐぐっと身近な存在に感じ始めます。
食べられる野草、毒のある野草、ステキな花が咲く草花、生で食べられる野草はみんなで食べてみました。
野苺は甘酸っぱく懐かしい味がして、柑橘系の香りのする「カナクギの木」の葉の香りには驚きました。森の中で好奇心も満たされて行きます。

音を消して音を聞く

森の丘の下まで到着したら立ち止まり、みんなでリラックスして「音」を消します。
鳥のさえずり、風の音、梢のきしみ擦れ合う音、ケロケロケロ、カエルの合唱に虫の音色
森の声に静かに耳を傾けます。
「ああ、音ってこんなに綺麗なんだ」
透明な音と空間の中、自分の耳が疲れてたんだと気づかされました。

そしてまた移動しながら野草と戯れます。

森と一体になる

中盤は用意頂いたシートをもらい、森とのどかな田園を見ながら、みんなで直に地面に寝転んで、思い思いの瞑想&いねむり&緊張を解すヒーリング、森の木が出す癒やし成分を体に吸収します。
大地に寝転び、木々を見上げて高い空に吸い込まれそうになりながら。

森と大地に溶け込んでまどろむ

森と大地に溶け込んでまどろむ

瞑想を終えたら野草のお茶で水分を補給、これがまた美味しいのですよ。
「ふうー」
ついつい溜息をついてしまいました。

森林イベントを終えて

「森林浴」を終えると、普段の変わらない暮らしの中でも、体全体に小さな疲れがコリになってくっついていたのに気が付きます。
「ああ、もうこのまま眠っていたい」
全身の小さな疲れのコリを、森で癒やす森林森林浴
とてもステキでした。
森林セラピスト渡邊昭男さんに感謝。

家路の途中

帰りの車の中で音楽をかけた、いつもよりボリュームを下げた。
癒やされた耳は感度が上がっていた。


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