片ヶ瀬は、岡城と白滝川(大野川)を挟んだ南の対岸にある台地の上にある。
戸次城(片ヶ瀬城・砦)があったといわれる場所の入り口には石碑が置かれています。
この城は、片賀瀬氏と戸次氏*1が治めました。
天正14年10月23日、豊薩合戦の折、島津軍の先鋒稲富新介が布陣し、岡城を攻める拠点としたとされる*2。
*1 鎧ヶ嶽の戸次氏と区別するため「片ヶ瀬戸次氏」と呼ばれる。
*2 岡城を攻めたのは梅北国兼とする記述もある(出:足立計司著・豊後之国直入郡白仁(丹)村南山城落城覚書写)
城主
片賀瀬氏
片ヶ瀬戸次氏
豊薩合戦の際に、資料消失したために「詳細不明」とされる。
関連武将
戸次鎮秀(べっきしげひで)
片賀瀬戸次氏四代最後の片賀瀬城主
立花 道雪(戸次 鑑連)と同じ戸次氏。
天正13年:島津の肥後侵攻に阿蘇合戦にて「阿蘇惟光」の要請で支援
天正14年:「戸次鎮連」と共に「大友義統」の加半衆となる。
後、立花宗茂に仕え柳川へ、その後は玉名に住んだと言われる。
所在地
〒878-0003 大分県竹田市片ケ瀬
地図
場所は資料等からの推測。
写真
備考
戸次城跡の碑文までは車で行ける。その奥はとても狭い通路となるので徒歩。
竹田市の岡城の周辺の山城、支城、狼煙台などの地図。
関連リンク:岡城周辺の山城と支城リスト(九州の大分県竹田市)
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