- 2017-9-21
- 岡城の石垣
- 九州竹田城, 写真, 切込接, 加工方法, 動画, 大手門参道, 天空の城, 岡城, 岡城址, 岡城跡, 岡城阯, 巨石, 打込接, 整層乱積, 本丸, 枡形巨石, 石垣, 積み方, 車軸築, 間知石, 魔除け
九州の大分県竹田市にある日本の山城岡城の石垣中”最大”の巨石「枡形巨石」の紹介です。
動画:岡城の石垣・長屋跡「枡形巨石」(岡城最大の石)
枡形巨石周辺の観光スポット
枡形巨石は、平長屋跡の石垣で入り口から太鼓櫓まで行くと左手に、その姿を見ることが出来ます。
三の丸の入り口にあたるこの場所は、秋にはモミジが色付く紅葉スポットへと変わります。
春は、三の丸の桜回廊への入り口。重厚な石垣の門が、桜吹雪舞う別世界へと誘います。
石の大きさ
・横幅:320cm
・縦幅:115cm
・奥行:不明
・重量:不明
古墳時代には阿蘇地方周辺の石を切り出し、石棺に加工した物が日本の本州や四国にまで運ばれていました。
その棺に使われていた石等、日本では古くから数メートルの巨石を加工し、陸路海路で運搬し積み上げる技術があったのです。
大阪城桜門の日本一大きな石垣の枡形石「蛸石」は高さ5.5m、最大幅12m、推定重量130tと言われています。
どうやってそのような巨大な石を運んでいたのでしょう、興味は尽きません。
ちなみに左隅にのような模様があるから「蛸石(たこいし)」と呼ばれるようになったそうです。
そして大分県では九州の中でも群を抜いて石積の建築物の「石橋」が多く作られていました。
お城の石垣や石橋等、豊富な石と高い土木技術はコンクリートと機械の時代では見ることは出来なくなりましたが、岡城の石垣は当時の技術者達の仕事を、今もそのまま伝え続けています。
枡形巨石の地図
岡城石垣の動画、写真、説明、加工技術、観光スポット等
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動画 観光名所 岡城跡 本丸の石垣 九州竹田城 高画質(4K) 移動近接映像 20170412
迫力満点、本丸を取り囲む広大な高石垣を、移動近接撮影。 -
岡城の石垣 算木積み
高くなるほどに垂直に近くなる角隅に積まれる石垣。 -
岡城の石垣・秋葉社跡(稲荷神社・西の丸)の外部円形石垣(厄災避けの石垣)
厄災を避ける意味がある曲線の石垣。 -
岡城の石垣・平長屋跡「枡形巨石」(岡城最大の石)
巨大な石垣の石。三の丸の入り口。 -
岡城「西の丸御殿」惣役所跡側の石垣(”総役所跡”岡城公園駐車場側)
岡城の入り口から望む見事な石垣。 -
「間知石積」 岡城の石垣
量産用の石で積まれた石垣。間知(けんち)石は現代も間知ブロックなど土手に積まれたコンクリートブロックに名残を残します。 -
動画:岡城本丸の石垣③ 「二重の石垣」
角隅石が二重に積まれた珍しい石垣。本丸の裏手で地獄谷を見下ろす。 -
動画:岡城本丸の石垣② 「車軸築」
九曜紋のように、大きな石を中心に丸く積んだ石垣。 -
動画:岡城本丸の石垣① 「整層乱積」
高く丈夫な石垣を積み上げる積み方。岡城の石垣ははその積み方が特に美しい。 -
「二重の石垣」 岡城本丸の石垣
角隅石が二重に積まれた石垣の写真。 -
「布積」 岡城本丸の石垣並行に積み上げる石垣。積みやすい法式で、民家などでもよく見かける。。
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「車軸築」 岡城本丸の石垣魔除け的な意味合と装飾的意味をもつ積み方。車輪の軸あたる中心に大きな石、周囲に小さな石。
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「整層乱積」 岡城本丸の石垣
高層に積み上げる技術。本丸や西の丸の石垣は壮観。岡城の石垣の観光スポット。 -
岡城で学ぶ石垣の魅力「石材加工編」石垣の石材加工等。間知石(けんちいし)、打込接(うちこみはぎ)、切込接(きりこみはぎ)等の説明を動画と音声で紹介
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熊本地震発生後の岡城の石垣 5月18日 2016年制作
熊本地震後に岡城の姿を撮影した貴重な動画。