- 2016-4-21
- 岡城ヒストリー -歴史探訪-
文治元年(1185年)、九州の豪族”緒方三郎惟栄”が源頼朝に追われし源義経を迎えるため築城したことが始まりであるという。以来800数余年、数々の激戦の戦火全てを退け、落城の覚えなく現在に至る。
※明治維新後の明治4年の廃城により城館は取り壊され今の石垣だけの姿となりました。
文治元年(1185年)、九州の豪族”緒方三郎惟栄”が源頼朝に追われし源義経を迎えるため築城したことが始まりであるという。以来800数余年、数々の激戦の戦火全てを退け、落城の覚えなく現在に至る。
※明治維新後の明治4年の廃城により城館は取り壊され今の石垣だけの姿となりました。
岡城の歴代の城主は、平安時代末期・源平合戦の頃に築城伝説がある大神氏、実際に築城を行ったとされる志賀氏(鎌倉時代・南北朝時代~戦国時代頃)、戦国時代に移封された中川氏(戦国時代~江戸時代)。
著名な城主は緒方三郎惟栄(大神氏)、志賀親次(志賀氏)、中川秀成(岡藩初代藩主)他。
滝廉太郎が、幼少期に遊んだ岡城をモデルに作曲したとされる名曲。明治時代の作詞家土井晩翠(どいばんすい)が作詞した「荒城月」に滝廉太郎が作曲を行い「荒城の月」として中学校唱歌集に掲載。以来、小中学校の教科書へ多く掲載され、100年を超え、世界中で学び愛されています。また、アメリカのジャズピアニスト「セロニアス・モンク」がジャズピアノ曲としてアレンジした「Japanese Folk Songs」がアカデミー賞映画「ラ・ラ・ランド」で流れました。
1.春高楼の花の宴
巡る盃影さして
千代の松が枝分け出でし
昔の光今いづこ
2.秋陣営の霜の色
鳴きゆく雁の数見せて
植うる剣に照り沿ひし
昔の光今いづこ
3.今荒城の夜半の月
変はらぬ光誰がためぞ
垣に残るはただ葛
松に歌ふはただ嵐
4.天上影は変はらねど
栄枯は移る世の姿
映さむとてか今も尚
ああ荒城の夜半の月
九州竹田城 山城 大分県 竹田市 豊後竹田(岡藩)にある岡城跡(址) Copyright © 岡城.com All rights reserved.