九州の天空の城と言われる岡城跡(別名:九州竹田城)の、真下に流れる大野川の古戦場 滑瀬(ぬめりぜ)のドローン空撮4K写真です。
ここ、「滑瀬」では、天正14年(西暦1586年)に、九州の覇権を争う大友氏(大友宗麟・義統)と島津氏(島津義久)の、島津義弘の軍が、岡城の城下を舞台に戦いを繰り広げました。
その当時は、水量が多く、ほとんどの岩が水の中あり、川の早い流れと、目に見えず突然落ち込む深みに悩まされ、島津軍は思うように攻めることができなかったそうです。
そのような天然の堀や要害を巧みに利用して、大友氏の家臣の志賀親次は、数にまさる島津義弘の軍を相手に戦い、岡城を守り抜いたと言われています。
九州の桜の名所、岡城の古戦場「大野川の滑瀬」
ぜひ、ごらんください。
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天然の堀
城を築く時に、自然の地形を利用し、川を防衛のために利用することは珍しくありませんでした。そして、ここ滑瀬は、岩肌がむき出しで滑りやすく、早い川の流れと、突然落ち込む数メートルの深みで、歩いて渡るのはとても困難な場所でした。平常時は橋がかけられ、大手門へ行くことが出来ました。